高卒程度認定試験(旧 大検)とはどんな試験?

 

高校を中退した管理人の私も2年ほど前に取得した高卒認定は、2005年(平成17年)より始まった試験制度です。満16歳以上の大学入学資格を持たない人なら誰でも受験することができます。以前は大学入学資格検定(大検)という制度でした。

正式名称は高等学校卒業程度認定試験といい、文部科学省が実施している国家試験のひとつです。試験は8月と11月の年2回実施されます。

試験では、高校を卒業した人と同等以上の学力があると認められると合格です。合格すると専門学校、短大、大学への受験資格が与えられます。

また、求人でよくある高卒以上という条件でも、高卒の応募者と同等の扱いを受けることができますので、就職の選択肢が広がります。(厳密には高卒ではなく中卒となるので企業によっては対応が変わる場合があります)

高卒認定はあなたの夢のチャレンジを後押し、可能性を広げてくれる制度

高卒認定は可能性を広げてくれる制度です

高卒認定はあくまであなたの可能性を広げてくれる制度です。合格者数に定員はありませんので、一定以上の学力が認められれば合格する事ができます。

国家資格が必要な美容師や保育士、看護師など専門的な知識や技能をもつ職業に就くために専門学校や短大、大学に進学することが出来るようになります。

高卒が条件の求人にもチャレンジすることが出来ます。

高卒認定試験の受験者数と合格率は?

毎年、2万人を超える人が高卒認定試験を受験しています。平成26年の場合(2回の試験合計)は、23,743人がチャレンジし、高卒認定に合格した人は9,188人に上ります。

平成26年度の合格率は約38%です。過去3年間の出願者と合格者の推移は

年度 受験者(人) 高認合格者(人) 合格率
平成24年 25,201 8,569 34%
平成25年 24,463 8,469 34%
平成26年 23,743 9,188 38%

※数値は文部科学省の報道資料「平成26年度第2回高等学校卒業程度認定試験実施結果について」より引用。link : http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/26/12/__icsFiles/afieldfile/2014/12/05/1353690_01.pdf

合格者の平均年齢は21.6歳(平成26年の場合)です。試験会場に行くと分かりますが現役高校生から40代の方と幅広い年代の方が受験されています。平成27年(2015年)の第2回試験では78歳の方も合格されています。

高卒認定に年齢は全く関係ないということですよね。何歳からでもチャレンジすることが出来ます。

高卒認定試験の受験案内の受け取り方法と受験料は?

受験案内を入手する方法は3つあります。

  1. 直接各都道府県の配布場所に取りに行く方法
  2. テレメールの資料請求サイトにアクセスして入手する方法
  3. テレメールの自動音声電話に電話して入手する方法

受験案内の配布が開始されたら上記の方法で入手することができます。私は2番のテレメール資料請求サイトにアクセスして受験案内を受け取りました。215円で手軽に願書を手に入れられます。

テレメール高卒認定受験案内の資料請求サイトは

→ http://telemail.jp/shingaku/pc/gakkou/kousotsu/index.php

受験案内の詳細は文部科学省のホームページをご確認下さいね。

文部科学省 受験案内 URL: http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/05030702.htm

 

受験料は受験科目数によって変わってきます。「高卒認定の単位免除の条件と申請方法」で詳しく解説していますが、免除科目がない場合は最低でも8科目に合格する必要があります。

受験料は

  • 7科目以上の受験で8,500円
  • 4科目以上6科目以下の受験で6,500円
  • 3科目以下の受験で4,500円

の受験料がかかります。また、現金や振込での支払いはできません。願書を出願する際に収入印紙を貼り付けて支払う必要があります。収入印紙は郵便局で購入できます。

受験料以外にも、本籍地が記載された住民票または戸籍抄本(こせきしょうほん)を取得する費用や証明写真が2枚必要になります。

願書の書き方と出願に必要な書類で詳しくお伝えしています。

高卒認定はどこの会場で受けられるの?

高卒認定は、現住所や本籍地に関係なく受験したい会場で受験することができます。各都道府県ごとに1会場が設定されています。例えば、勤務地の近くでの受験や地元じゃない場所で受験することも可能です。

平成28年度の試験会場を一覧にしました。参考になれば嬉しいです。

会場名をクリックすると別ウィンドウで詳細を確認頂けます。また、地図をクリックするとGoogleマップが開きます。当日の移動の際にご活用いただければ幸いです。

都道府県名 会場名 所在地
北海道 第1回 会議・研修施設ACU[アキュ] 札幌市中央区北4条西5丁目 アスティ45 16階
第2回
青森 第1回 青森県立北斗高等学校 青森市松原2丁目1番24号
第2回
岩手 第1回 マリオス 盛岡市盛岡駅西通2丁目9番1号
第2回
宮城 第1回 東京エレクトロンホール宮城 仙台市青葉区国分町3丁目3番7号
第2回
秋田 第1回 秋田県立秋田明徳館高等学校 秋田市中通2丁目1番51号
第2回
山形 第1回 山形県立霞城学園高等学校 山形市城南町1丁目1番1号
第2回
福島 第1回 杉妻会館 福島市杉妻町3番45号
第2回
茨城 第1回 茨城県立青少年会館 ユース・アイ 水戸市緑町1丁目1番18号
第2回 茨城県立健康プラザ 水戸市笠原町993番2
栃木 第1回 パルティ とちぎ男女共同参画センター 宇都宮市野沢町4番地1
第2回 栃木県総合教育センター 宇都宮市瓦谷町1070番地
群馬 第1回 群馬県生涯学習センター 前橋市文京町2丁目20番22号
第2回
埼玉 第1回 埼玉県県民活動総合センター 北足立郡伊奈町内宿台6丁目26番地
第2回
千葉 第1回 千葉敬愛短期大学 佐倉市山王1丁目9番地
第2回
東京 第1回 明治大学 和泉校舎 杉並区永福1丁目9番1号
第2回 東京工業大学 大岡山キャンパス 目黒区大岡山2丁目12番1号
神奈川 第1回 青山学院大学 相模原キャンパス D棟 相模原市中央区淵野辺5丁目10番地1
第2回 カリタス女子短期大学 横浜市青葉区あざみ野2丁目29番1号
新潟 第1回 朱鷺メッセ 新潟コンベンションセンター 新潟市中央区万代島6番1号
第2回
富山 第1回 富山県農協会館 富山市新総曲輪2番21号
第2回 ボルファ-トとやま 富山市奥田新町8番1号
石川 第1回 石川県地場産業振興センター本館 金沢市鞍月2丁目1番地
第2回 石川県本多の森庁舎 金沢市石引4丁目17番1号
福井 第1回 福井県生活学習館(ユー・アイふくい) 福井市下六条町14番1号
第2回
山梨 第1回 山梨県立男女共同参画推進センター ぴゅあ総合 甲府市朝気1丁目2番2号
第2回
長野 第1回 Mウイング 松本市中央公民館 松本市中央1丁目18番1号
第2回 長野県社会福祉総合センター 長野市若里7丁目1番7号
岐阜 第1回 朝日大学 穂市穂積1851番地1
第2回
静岡 第1回 静岡県職員会館(もくせい会館) 静岡市葵区鷹匠3丁目6番1号
第2回
愛知 第1回 学校法人名古屋大原学園 大原簿記情報医療 専門学校 4号館 名古屋市中村区名駅3丁目3番15号
第2回 名古屋市立大学 滝子(山の畑)キャンパス 名古屋市瑞穂区瑞穂町字山の畑1
三重 第1回 三重県津庁舎 津市桜橋3丁目446番34号
第2回 三重県庁 講堂 津市広明町13番地
滋賀 第1回 ピアザ淡海 滋賀県立県民交流センター 大津市におの浜1丁目1番20号
第2回
京都 第1回 京都テルサ(京都府民総合交流プラザ) 京都市南区東九条下殿田町70番地
第2回 京都府総合教育センター 京都市伏見区桃山毛利長門西町
大阪 第1回 エル・おおさか(大阪府立労働センター) 大阪市中央区北浜東3番14号
第2回
兵庫 第1回 学校法人コンピュータ総合学園 神戸電子専門学校 神戸市中央区山本通1丁目6番35号
第2回 兵庫県私学会館 神戸市中央区北長狭通4丁目3番13号
奈良 第1回 奈良商工会議所 奈良市登大路町36番地の2
第2回 奈良県社会福祉総合センター 橿原市大久保町320番11
和歌山 第1回 和歌山県勤労福祉会館 プラザホープ 和歌山市北出島1丁目5番47号
第2回
鳥取 第1回 鳥取県立生涯学習センター 県民ふれあい会館 鳥取市扇町21番地
第2回
島根 第1回 松江テルサ(松江勤労者総合福祉センター) 松江市朝日町478番地18
第2回 島根県職員会館 松江市内中原町52番地
岡山 第1回 公立学校共済組合岡山宿泊所 ピュアリティまきび 岡山市北区下石井2丁目6番41号
第2回 岡山県立烏城高等学校 岡山市北区伊島町3丁目1番1号
広島 第1回 広島県情報プラザ 広島市中区千田町3丁目7番47号
第2回
山口 第1回 山口短期大学オープンカレッジ 防府市駅南町8番30号
第2回
徳島 第1回 徳島県JA会館 別館 徳島市北佐古一番町5番12号
第2回 徳島県教育会館 徳島市北田宮1丁目8番68号
香川 第1回 ルポール讃岐 高松市中野町23番23号
第2回
愛媛 第1回 公立学校共済組合道後宿泊所 にぎたつ会館 松山市道後姫塚118番地2
第2回
高知 第1回 高知県立ふくし交流プラザ 高知市朝倉戊375番地1
第2回 高知県教育センター分館 高知市大原町132番地
福岡 第1回 福岡県立博多青松高等学校 福岡市博多区千代1丁目2番21号
第2回 福岡県立福岡工業高等学校 福岡市早良区荒江2丁目19番1号
佐賀 第1回 佐賀勤労者総合福祉センター 佐賀市兵庫北3丁目8番40号
第2回
長崎 第1回 松藤プラザ「えきまえ」いきいきひろば 長崎市大黒町3番1号 交通会館3階
第2回 長崎市市民生活プラザホール メルカつきまち 長崎市築町3番18号 メルカつきまち5階
熊本 第1回 公立学校共済組合熊本宿泊所 水前寺共済会館グレーシア 熊本市中央区水前寺1丁目33-18
第2回
大分 第1回 大分県立社会教育総合センター 別府市大字別府字野口原3030番地1
第2回
宮崎 第1回 ひまわり荘 宮崎市瀬頭2丁目4番5号
第2回
鹿児島 第1回 鹿児島県社会福祉センター 鹿児島市鴨池新町1番7号
第2回
沖縄 第1回 沖縄県立那覇商業高等学校 那覇市松山1丁目16番1号
第2回

 

コンテンツではさらに詳しく高卒認定を解説していきます。

高卒認定の難易度や合格点、免除の条件や申請方法、願書の書き方と必要な書類など分かりやすくお伝えしています。

【コンテンツ一覧】

 

平成28年度、第1回高卒認定試験(旧 大検)の解答速報!

2016(平成28)年度、高卒認定試験の解答速報

先日の8月3日、4日に高卒程度認定試験(旧 大検)の第1回試験が実施されましたね。

このサイトをご覧のあなたも試験にチャレンジされたかもしれません。

  • 一夜漬けでチャレンジされた方
  • 基礎からしっかり勉強して試験にのぞまれた方
  • 通信高校に通いながら単位修得を目指して受験された方

私は試験となると緊張してしまうタイプなのでよく分かるのですが、緊張から普段の実力が発揮できなかったという方もいらっしゃるかもしれませんね。

でも大丈夫です!

高卒認定試験は年2回実施される試験です。

また、1回の試験で全科目に合格する必要はありません。

少しずつ合格科目を積み重ねて高卒認定を目指せます。

今回の試験はイマイチだった…そんなあなたも焦らなくて大丈夫です!

あなたの努力は必ず結果に結びつきます。

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高卒認定試験で科目免除したい人が願書を書く際の注意点

高卒認定試験で科目免除をしたい人の願書を開く際の注意点

高卒認定試験には、高校在学時に修得した単位などで一部の試験科目の受験を免除できる制度があります。

試験科目の免除の条件は6つに分類されます。

  1. 高校で単位を修得した方
  2. 高専(高等専門学校, 5年制)で単位を修得した方
  3. 英検や数検、歴史検定など知識及び技能に関する技能審査に合格した方
  4. 大検(大学入学資格検定)で一部科目に合格した方
  5. 平成25年度までの高卒認定試験で理科教科の合格または免除科目がある方
  6. その他の方(専修学校高等課程や在学教育施設、中等教育学校で単位を修得した方、専門学校入学者検定等の科目合格者など)

各免除条件ごとに願書作成、出願時の注意点をまとめていきます。

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高卒認定で全科目が免除されても合格にならないってホント?

高卒認定試験の全科目で免除要件を満たしている人は出願時に注意して下さい!
高卒認定には科目免除という仕組みがあります。

科目免除とは高校在学時に修得した単位や英検や歴史検定などの検定試験に合格することで、その科目の受験を免除し、合格と認定してくれる制度です。

免除科目の申請方法や確認方法はこちら

→「高卒認定の科目免除の条件と申請方法

このページでは、全科目で合格条件を満たしていても高卒認定に認定されない理由について詳しく解説しています。

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