高卒認定の科目免除の条件と申請方法

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高卒認定の受験日を決めたら、まず大切なのは、受験案内を手にいれる事です。

受験案内の受け取り方、願書の書き方の詳細はこちら

受験案内の次に大切になるのが免除科目があるかを確認する事です!

免除科目があるか確認しましょう

科目が免除されるとはどういうこと?

高卒認定試験には、以前に通っていた高校で習得した科目の単位によって、受験科目を免除する制度があります。

免除科目があれば、勉強する範囲や科目数が減るので、一発で高卒認定を取得できるチャンスが広がります。

このページでは免除科目の確認方法、免除科目がある場合に、以前通っていた高校に発行してもらう単位修得証明書の解説。

高卒認定試験の出願時に必要な手続きについて詳しくまとめていきます。

高卒認定で免除科目があるか確認する方法

一番簡単、確実に免除科目があるか確認する方法は、以前に通っていた高等学校(高校)、高等専門学校(高専)に電話等で問い合わせる方法です。

学習指導要領が変更されているため、高校の入学時期や中退時期により免除科目が変わってきますし、普通科だったか専門を主とする(商業科、農業科、工業科など)だったかでも変わってきます。

高校の入学時期だけでも大きく4つに分類されます。

  • 平成24年(2012年)以降に入学した人  →  19歳~
  • 平成15年(2003年)4月から平成24年(2012年)3月までの間に入学した人  → 20~28歳
  • 平成6年(1994年)4月から平成15年(2003年)3月までの間に入学した人  →  29~37歳
  • 昭和57年(1982年)4月から平成6年(1994年)3月までの間に入学した人  →  38~59歳

※15歳で高校入学したと仮定した現時点(2016年,平成28年)での年齢を表しています。

1科目以上、科目が免除される可能性が高い人

高卒認定試験で免除科目がある可能性が高いのは、

  • 高校(高等学校)または高専(高等専門学校)に1年以上通っていた方
  • 文科省が指定する専修学校の高等課程へ1年以上通っていた方(中学卒で入学できる准看護師学校養成所など)

当てはまるという方は、以前通っていた学校(高校など)に問い合わせて確認してみてくださいね。

上記に該当する方の科目免除の申請方法、学校に発行してもらう単位修得証明書について、のちほど詳しく解説します。

英検など検定で合格している人も科目が免除されます

他にも以下の検定に合格されている方は科目が免除されます。

  • 歴史能力検定 → 世界史1級または世界史2級 →  世界史Bが免除
  • 歴史能力検定 → 日本史1級または日本史2級 → 日本史Bが免除
  • 実用数学技能検定 → 1級、準1級、2級 → 数学が免除
  • 実用英語技能検定 → 1級、準1級、2級、準2級 → 英語が免除
  • 英語検定試験 → 1級または2級 → 英語が免除
  • 国際連合公用語英語検定試験 → 特A級、A級、B級、C級 → 英語が免除

実用英語技能検定がいわゆる「英検」です。中学生の時に取得された方も多いのではないでしょうか。私は3級しか取れていないので該当しませんでした…。

英検など検定の免除申請の方法

上記の免除要件を満たしている方は、各検定の実施団体より合格証明書を取り寄せて下さい。

高卒認定の願書の該当する免除申請欄にマークをし願書と合格証明書を同封して免除申請をします。

※英語検定試験の合格証明書は通常、英文で記述されています。免除申請の際は、「日本語」で記述された合格証明書しか受理されませんので注意してください。

大検で一部科目に合格している場合の免除申請の方法

大検(大学入学資格検定)で合格科目がある方は、結果発表後に発行される科目合格通知書を用意して下さい。

科目合格通知書を紛失してしまった場合は、再交付を申請できます。

科目合格通知書再交付願のテンプレートはこちら

次に大検の合格科目が、高卒認定で免除される科目であるか免除要件を確認します。

大学入学資格検定で一部の科目に合格した場合の免除要件より確認して下さい。詳細はこちら

高卒認定の願書の該当する免除申請欄にマークをし願書と科目合格通知書を同封して免除申請をします。

科目免除を受けるために必要な単位修得証明書とは

免除科目の確認は在籍していた高校に問い合わせしましょう

上記の1科目以上で科目免除される可能性が高い人でお伝えした通り、

  • 高校(高等学校)または高専(高等専門学校)に1年以上通っていた方
  • 文科省が指定する専修学校の高等課程へ1年以上通っていた方(中学卒で入学できる准看護師学校養成所など)

に当てはまる方は科目が免除される可能性があります。

まずは、以前に通っていた学校(高校、高専など)に電話で問い合わせてみましょう。

問い合わせる際は、高卒程度認定試験に受験することを伝えるとスムーズにいきます。あらかじめ入学年度を確認してから電話しましょう。

多くの学校は文部科学省の規定により20年間、成績などのデータを保存しています。

問い合わせ後、学校より単位修得証明書を作成してもらいましょう。

作成してもらう際は、文部科学省のホームページにあるテンプレート(様式)で作成をしてもらいます。テンプレートは以下からダウンロードができます。

単位修得証明書・単位修得見込証明書様式の詳細はこちら

以前通っていた高校から単位修得証明書を2通発行してもらいます。1通は厳封されたもの、もう1通はコピーです。

単位修得証明書は厳封です

厳封された単位修得証明書は絶対に開封してはいけません!(フリではありません)

高卒認定の出願の際に、厳封のまま同封して免除申請をします。一度でも開けてしまった場合は受理されませんので注意して下さい。

もう1通の単位修得証明書のコピーは自分の確認用になります。願書を書く際は、そばに置いて記入間違いのないようにしましょう。

単位修得証明書のコピーを手に入れたら免除要件をチェック!

以前通っていた高校から単位修得証明書を発行して貰ったら、手元にある単位修得証明書のコピーをみて免除要件に該当するか自分自身で確認してみましょう。

ほとんどの高校が発行の依頼をした時に親身に相談にのって免除科目があるか確認して頂けると思いますが、ご自身でも免除科目を確認するようにしましょう。

科目免除は学校(高校、高専など)に在学時に修得した単位数によって決まります。以下の文科省ホームページより免除要件を満たしているか確認してみて下さい。

高等学校で修得した単位による免除要件は こちら

高等専門学校で修得した単位による免除要件はこちら

免除申請の方法

免除要件を確認して免除科目がある場合は、高卒認定の願書の該当する免除申請欄にマークをし願書と厳封された単位修得証明書を同封して免除申請をします。

厳封された単位修得証明書でないと受理されませんので注意してくださいね。また、願書の記入時は間違った箇所をマークしないようにしましょう。

願書の書き方と出願に必要な書類はこちらをチェックして下さい。

以前通っていた学校が廃校、合併された場合の対処法

通っていた高校が合併や廃校でなくなってしまった場合は、高校が所在する地域の教育委員会に問い合わせしてみて下さい

教育委員会にデータが保存されている可能性があります。

また、統廃合により新設された高校にデータが保存されている可能性がありますので、新設された高校に直接問い合わせする方法もあります。

高校を転入、編入したのちに中退した場合はどこに問い合わせれば良いの?

例えば、高校に入学してから違う学校に転入して2年生の時に中退した場合、最後に在籍していた高校に問い合わせしましょう。

編入の場合も同様に最後に在籍していた高校に問い合わせし、免除科目がある場合は単位修得証明書を発行してもらいましょう。

高卒認定の試験科目が全科目、免除される場合はどうしたら良いの?

もし、全ての科目で免除要件を満たしている場合は、高卒認定試験で好きな1科目を受験して合格することで高卒認定を取得できます。

高卒認定で認定されるには最低1科目で合格する必要があります。科目は自由に選択できますので受験したい科目を選びましょう。

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