ひとり親(母子家庭)の場合、高認受験で給付金が貰える?

Pocket

ひとり親家庭の人には給付金が支給されます

 子供の将来を考えると高認を取って今より良い条件の会社に転職したい

 子供に手がかからなくなってきたので資格を取って、正社員で働きたい

とお考えのひとり親家庭のお母さん、お父さんに良いお知らせがあります。

厚生労働省の子育て支援制度の一環で、『高等学校卒業程度認定試験合格支援事業』という制度があります。

高等学校卒業程度認定試験合格支援事業とは

これは、ひとり親世帯の13.8%の方が、最終学歴が中卒という調査結果をもとに、学び直しの支援をし、高卒と同等の資格を得ることで、正社員のようにより良い条件で就職や転職ができるようバックアップしてくれる制度です。

厚生労働省の平成23年全国母子世帯等調査によると、シングルマザーの13.2%の方が最終学歴が中卒であるそうです。

  • 中卒のシングルマザーの方の正社員の割合は19.7%、アルバイト・パートの割合は66.4%
  • 高卒のシングルマザーの方の正社員の割合は37.1%、アルバイト・パートの割合は52.5%

※厚生労働省の平成23年全国母子世帯等調査の詳細は こちら

このように正社員の割合で分かるように、中卒と高卒では就業条件に大きな差があります。

この合格支援事業では高卒認定合格のための講座(通信講座を含む)を受ける人に受講費の一部費用の支給と、合格後にも受講費用の一部を支給してくれる制度です。

高卒認定を取れば、さらに違う資格を取得することも出来るようになりますし、より良い条件で転職するチャンスをつかむ事ができます。

高卒認定は、チャレンジする人の可能性を広げてくれる制度です。落とす事が目的の試験ではないので合格者に定員はありません。高卒と同等以上と認められば合格する事ができます!

このページでは給付金の対象となる人や条件、支給額、申請方法について詳しく解説していきます。

高等学校卒業程度認定試験合格支援事業の対象となる人

  • 20歳未満のお子さんを養育されているひとり親家庭のお母さんまたはお父さん
  • 児童扶養手当の支給を受けている、または同様の所得水準の方
  • 高卒認定試験に合格することが、適職に就くために必要であると認められた方
  • 過去に高等学校卒業程度認定試験合格支援事業の給付金を受給していない方

給付金の支給はお住いの都道府県、市区町村が行うため、在住し住所があるのが前提です。

支給される条件となる対象の高認講座

高卒認定合格を目指す講座(通信講座を含む)であれば何でも対象となる訳ではありません。お住いの都道府県、市区町村から適当であると認められた講座を受講する必要があります。

お住いの市区町村によってはあらかじめ受講する講座が指定されている事もありますので、お住いの市区町村の子育て支援をしている部署にお問い合わせ下さい。

給付金の種類と支給額

給付金は2種類あります。

  • 受講修了時給付金
  • 合格時給付金

受講修了時給付金は、講座を終了した時に受講料の20%(最大10万円)が支給されます。ただし、受講料が4,000円を超えない場合は支給されません。

合格時給付金は、高卒認定試験に全受験科目に合格した時に受講料の40%(受講修了時給付金と合わせて最大15万円)が支給されます。

合格時給付金には期限があり、講座の受講修了日より2年以内に全科目に合格する必要があります。

総額で最大15万円の給付金を受け取る事ができます。

お住いの自治体により給付金の総額や負担の割合が変わる!?

注意:これはあくまで厚生労働省が各都道府県知事、市区町村長に通知した支援制度の概要であってお住いの自治体により給付金の総額や負担の割合が違います。

私が調べた限りでは、東京都豊島区にお住いのひとり親家庭の方の場合、受講修了時給付金は受講費用の30%(上限は10万円)が支給され、合格時給付金は受講費用の70%が支給されます。給付金の総額の上限は25万円となっています。

豊島区に在住の場合、講座の受講料が25万円以下であれば全額補助を受ける事ができるのです!

豊島区の支援制度の詳細はこちら

他にも神奈川県藤沢市では、受講修了時給付金は受講費用の40%(上限は15万円)が支給され、合格時給付金は受講費用の60%が支給され、給付金の総額の上限は25万円となっています。

藤沢市の支援制度の詳細はこちら

上記の豊島区、藤沢市のような万全な支援をしてくれている自治体は少ないのが現状です。多くの自治体は厚生労働省の通達通り受講修了時に2割、合格時に4割で上限が15万円です…。

私個人は平均時給が安く、仕事の選択肢も都会のようにない地方都市にもっと充実した支援制度があれば良いのにと思ってしまいます。

支援制度を実施している地方自治体の一覧はこちら

→ 「ひとり親の方限定。高卒認定合格支援事業の実施自治体一覧

給付金の申請方法

申請方法に関してはお住いの自治体によって変わってきますので、まずはお住いの市区町村の子育て支援をしている部署にご相談ください。

一般的な申請の流れは

  1. 担当部署に事前相談
  2. 受給の条件の審査
  3. 講座指定の申請
  4. 受講開始
  5. 講座が修了時に申請し、受講修了時給付金の受け取り
  6. 受講修了より2年以内に高卒認定に合格
  7. 給付金の申請をし、合格時給付金の受け取り

1番目の担当部署に事前相談することで、必要な書類や指定の講座、給付金の受け取り方など詳細を知ることができます。

高等学校卒業程度認定試験合格支援事業を利用したい方は、各市町村の担当部署までお問い合わせください。

高卒認定があなたの可能性を広げることを願っています。

Pocket

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*